箱根山の噴火の可能性が騒がれてから
半月あまりが経ったのでしょうか。
もっとも、噴火といっても、小規模な水蒸気爆発が起こるかもしれないというレベルで
立ち入りが規制されているのも
火口周辺から半径200メートルに留まるものだったりもします。
(一部ハイキングコースに関しては、一本道のため、規制しなければ
知らない間に火口に近づいてしまう可能性があると言う理由から
半径3キロで規制しているところもありますが。)
自宅は、小規模な水蒸気爆発の可能性を言われている大涌谷からは
直線で2キロのところにあるのですが、
ここにいると、逆にとても静かなエネルギーを感じています。
東日本大震災が起こる数日前くらいからのときは、
下にエネルギーが強く引っ張られるような、
それでいて、とてもイライラしたエネルギーを感じていたりしたのですが、
そのときのものとは、あきらかに違うエネルギーで、
火山の噴火のイメージとは、本当にほど遠い感覚なのですが、
心がシーンと静かなになっていくというようなエネルギーを
ずっと感じることができているのです。
そんなせいか、父が他界してからというもの、
1週間おきくらいに、実家の福井と箱根を行ったり来たりしているのですが、
いまの箱根のエネルギーを少しでも多く感じていたくて、
福井での用事が済むと、できるだけ早く箱根に帰る準備をしてしまうのでした。
そのエネルギーは、たとえるならば、
火山でありながら、母なる大地のエネルギーという感じでしょうか。
包み込むような優しさを併せ持った、とても静かなエネルギーです。
箱根が自宅なので、他に行くところもないということもありますが、
できるだけ、このエネルギーの中で
静かに瞑想を続けられたらいいな、なんて、そんなことを感じているこの頃でした。
2011年に撮影した大涌谷です。
いまは、さすがに近くまでは行ってはいませんが、
遠くから見た限りでは、この水蒸気が、もう少し高く立ち上っているようです。
それと、小さな火山性地震は多く起こるようにはなっています。